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自費診療の料金一覧

抗加齢医学会合格通知アイキャッチ

こんにちは。仙台空港北クリニック 院長の蒲生俊一(医学博士 / 抗加齢医学会専門医)です。
アンチエイジング医療など当院の自費診療の料金を説明します。

院長蒲生
初診料
¥3,300(税込)
再診料
¥1,100(税込)

注射・点滴

美容点滴、注射
にんにく注射
¥2,000(税込)

アリナミンF 50 mgの静脈内注射。疲労回復など。
白玉(しらたま)点滴
料金表

グルタチオン点滴。美白美肌効果。

AGA(男性型脱毛症)

フィナステリド、デュタステリド
フィナステリド(1ヶ月分)
¥8,500(税込)

5α-還元酵素の2型を阻害し、ジヒドロテストステロン(いわゆる悪玉男性ホルモン)の産生を抑制(よくせい)します。AGAの標準治療薬。男性専用。

※EDや性欲減退の副作用の可能性が指摘。また妊活予定の方は投与の可否につき医師と相談が必要です。
デュタステリド(1ヶ月分)
¥9,900(税込)

5α-還元酵素の1型と2型を両方ブロック。男性専用。

※EDや性欲減退の副作用の可能性が指摘。また妊活予定の方は投与の可否につき医師と相談が必要です。
ミノキシジル塗布薬(1ヶ月分)
¥5,000(税込)

5%ミノキシジルの塗り薬。性別を問わず使用可能。外用薬なので安全性は高い。

プラセンタ

プラセンタ
メルスモン(1アンプル)
¥1,000(税込)

一度に6アンプルまで。
45歳~59歳の女性の更年期障害に対しては保険適用あり。その場合は1回1アンプルを週1〜2回投与。

※プラセンタを投与した方は献血ができなくなりますので、ご注意ください
ラエンネック(1アンプル)
¥1,000(税込)

一度に6アンプルまで。
肝機能障害に対しては保険適用あり。

※プラセンタを投与した方は献血ができなくなりますので、ご注意ください

ED薬

ED薬
シルデナフィル 50 mg 1錠
¥1,500(税込)

陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)への血液流入を促進し、勃起を維持しやすくします。一般的にシルデナフィル(バイアグラ)の方が勃起を維持する力は強く、作用時間が短い(5時間程度)。食事の影響を受けやすいため、空腹時に使用。

※心臓や血管の既往のある方は、使用にあたり医師と相談が必要です。
タダラフィル 20 mg 1錠
¥1,500(税込)

シルデナフィルにくらべて作用時間が長く(72時間程度)、食事の影響を受けにくいのが特徴。

※心臓や血管の既往のある方は、使用にあたり医師と相談が必要です。

編集ログ

厚生労働省医政局総務課
ならびに
(医業等に係るウェブサイトの調査・監視体制強化事業受託者)有限責任監査法人トーマツ パブリックセクター医業等に係るウェブサイトの調査・監視体制強化事業担当

の指摘により、以下の修正を加えた。

にんにく注射の効能、副作用に関する記載

にんにく注射の効能

にんにく注射は、主にビタミンB1を含むビタミンB群の注射剤です。以下の効果が報告されています:

  • 疲労回復効果があるという報告があります。ビタミンB1は乳酸の代謝を促進し、エネルギー産生を助けるため、疲労感の軽減に寄与する可能性があります。
  • 肩こりや腰痛などの筋肉痛に対して効果があるという報告があります。ビタミンB1は神経伝達物質の合成に関与し、神経痛の緩和に寄与する可能性があります。
  • 美肌効果があるという報告があります。ビタミンB2は皮膚の健康維持に重要な役割を果たし、ニキビや肌荒れの改善に寄与する可能性があります。

治療の頻度については、1〜2週間に1回程度を目安に継続することが推奨されています。

にんにく注射の副作用

  • 重大な副作用はまれですが、アレルギー反応(発疹、かゆみ、発熱など)が0.1%未満の頻度で報告されています。
  • 注射部位の痛みや内出血が起こる可能性があります。
  • にんにく様の臭いを一時的に感じることがありますが、これは本人にのみ感じられ、周囲には気づかれないという報告があります。

白玉点滴の料金表、効能、副作用に関する記載

白玉点滴の料金表

グルタチオン量 (アンプル数)税込み料金
600 mg (3アンプル、いわゆるシングル)4,600円
800 mg (4アンプル)6,800円
1000 mg (5アンプル)9,000円
1200 mg (6アンプル、いわゆるダブル)10,000円

白玉点滴の効能

白玉点滴は、グルタチオンを主成分とする美容目的の点滴治療です。以下の効果が報告されています:

  • メラニン色素の生成抑制による美白効果という報告があります。
  • 抗酸化作用により、シミやくすみの予防・改善効果が期待できるという報告があります。
  • 肝機能保護作用があるという報告があります。

効果の持続期間は個人差がありますが、600 – 1200 mgのグルタチオン点滴で2日〜1週間程度持続するという報告があります。治療の頻度については、1〜2週間に1回程度を目安に継続することが推奨されています。

白玉点滴の副作用

  • 重大な副作用はまれですが、発疹、食欲不振、悪心、嘔吐などが0.1%未満の頻度で報告されています。
  • 注射部位の痛みや内出血が起こる可能性があります。

フィナステリド、デュタステリドの効能、副作用に関する記載

フィナステリド、デュタステリドの効能

フィナステリドとデュタステリドは、AGAの治療に使用される5α還元酵素阻害薬です。

  • 作用機序: フィナステリドはⅡ型5α還元酵素のみを阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害するという報告があります。
  • DHT抑制率: フィナステリドは血中DHT濃度を約70%減少させ、デュタステリドは約90%減少させるという報告があります。
  • 発毛効果: 24週間の二重盲検試験では、デュタステリドがフィナステリドよりも全般的にやや優れた効果を示したという報告があります。
  • 効果発現時期: フィナステリドは比較的早期(3〜6ヶ月程度)から効果が現れる傾向があり、デュタステリドは効果の発現がやや遅い(6〜12ヶ月程度)が、長期的にはより高い効果が期待できるという報告があります。

フィナステリド、デュタステリドの副作用

  • 主な副作用: 両薬剤とも性機能関連の副作用(性欲減退、勃起障害、射精障害)が報告されています。
  • 副作用の発現率: フィナステリドは比較的低く(1年半の臨床試験で約4.3%)、デュタステリドはやや高い(1年半の臨床試験で約17.1%)という報告があります。
  • 副作用の持続期間: フィナステリドは比較的短く、デュタステリドは長い傾向があるという報告があります。

ミノキシジルの効能、副作用に関する記載

ミノキシジルの効能

ミノキシジル外用薬は、AGAの治療に使用される薬剤です。

  • 発毛促進と育毛効果: ミノキシジルは毛包に直接作用し、毛母細胞の活性化を促すという報告があります。
  • 脱毛の進行予防: ヘアサイクルを正常化し、脱毛の進行を抑制する可能性があるという報告があります。
  • 血行改善: 頭皮の血管を拡張し、血流を改善するという報告があります。
  • 効果の発現時期: 使用開始から3〜6ヶ月程度で効果が現れ始めるという報告があります。

ミノキシジルの副作用

  • 皮膚症状: 頭皮のかゆみ、発赤、かぶれ、フケの増加が報告されています。これらは使用者の約9%に発生するという報告があります。
  • 全身症状: 頭痛、めまい、動悸、手足のむくみが報告されていますが、発生頻度は低いという報告があります。
  • 初期脱毛: 治療開始後1〜2ヶ月程度で一時的に脱毛が増加することがありますが、これは効果の現れる前兆とされています。
  • 体毛の増加: まれに体毛が濃くなることがあるという報告があります。

メルスモン、ラエンネックの効能、副作用に関する記載

メルスモン、ラエンネックの効能

メルスモンとラエンネックは、ヒト胎盤由来の注射剤です。

  • 肝機能改善:慢性肝炎患者において、肝機能マーカーの改善が報告されています。
  • 更年期障害の症状緩和:更年期障害に伴う諸症状の改善が報告されています。
  • 疲労回復:抗疲労効果が動物実験で確認されているという報告があります。

メルスモン、ラエンネックの副作用

  • 注射部位反応:注射部位の痛み、発赤、腫れが報告されています。発生頻度は約7.1%という報告があります。
  • アレルギー反応:発疹、かゆみなどのアレルギー症状が報告されています。
  • ショック、アナフィラキシー:極めてまれですが、重篤なアレルギー反応の可能性が報告されています。
  • これらの製剤はヒト由来成分を含むため、理論的にはウイルス感染のリスクが完全には排除できません。

シルデナフィル、タダラフィルの効能、副作用に関する記載

シルデナフィル、タダラフィルの効能

シルデナフィルとタダラフィルは、勃起不全(ED)の治療に使用されるPDE5阻害薬です。

  • 勃起機能の改善: 両薬剤とも性的刺激に対する勃起反応を向上させるという報告があります。
  • 作用時間: シルデナフィルは4〜5時間、タダラフィルは最大36時間効果が持続するという報告があります。
  • 前立腺肥大症症状の改善: タダラフィルは前立腺肥大症に伴う排尿障害にも効果があるという報告があります。

シルデナフィル、タダラフィルの副作用

  • 一般的な副作用: 頭痛、ほてり、鼻づまり、消化不良が両薬剤で報告されています。シルデナフィルでは10〜30%、タダラフィルでは10〜20%の頻度で発生するという報告があります。
  • 筋肉痛・腰痛: タダラフィルでより多く報告されており、約5%の患者で発生するという報告があります。
  • 視覚異常: シルデナフィルでは青みがかった視界が約3%で報告されています。
  • 重篤な副作用: 4時間以上持続する勃起(持続勃起症)、突然の視力・聴力低下は極めてまれ(0.01%未満)ですが報告があります。
  • 硝酸薬との併用は禁忌です。
  • 高齢者や腎機能・肝機能障害のある患者では、低用量から開始することが推奨されています。
  • アルコールとの過度な併用は避けるべきという報告があります。