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当院について

about us
基礎情報
仙台空港北クリニック(仮称)、2020年度冬季の開院に向け準備中
〒981-12 宮城県名取市
院長 蒲生 俊一(がもう しゅんいち)

蒲生俊一
診療科目
内科全般:高血圧症、糖尿病、脂質異常症 (コレステロール)、高尿酸血症 (痛風) など内科全般幅広く対応・新型コロナ・PCR・抗体検査・インフルエンザなど
呼吸器内科:咳や痰、息切れの診療・新型コロナ肺炎を含む気道感染症全般・気管支喘息・COPD・禁煙外来・睡眠時無呼吸症候群・肺炎球菌ワクチンなど
その他:にんにく注射などビタミン点滴・AGA (男性型脱毛症) ・FAGA (女性型薄毛症)・ED薬・プラセンタなど、気兼ねなく何でもまずはご相談下さい
学歴
名取市立閖上小学校・中学校卒
宮城県仙台第一高等学校卒
東北大学医学部医学科卒
東北大学医学部大学院医学系研究科修了
学位・認定資格など
医学博士(東北大学大学院)
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本医師会認定産業医
労働衛生コンサルタント(保健衛生)
職歴
仙台市医療センター仙台オープン病院(初期研修医、後期研修医)
東北大学病院(大学院生、医員)
気仙沼市立病院(呼吸器内科・科長)
所属学会など
日本内科学会
日本呼吸器学会
American Thoracic Society(米国胸部学会)
日本アレルギー学会
日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
業績
原著論文、共著
・Gamo S, Tamada T, Ichinose M, et al. TLR7 agonist attenuates acetylcholine-induced, Ca2+ -dependent ionic currents in swine tracheal submucosal gland cells. Exp Physiol. 2018; 103(11): 1543-1559.
・Gamo S, Iijima H, Shindoh Y, et al. Omalizumab rescued a asthma-COPD overlap syndrome patient from a status asthmatics under the ICU management. Japanese J Allergol. 2016; 65(7): 937-941.
・Aritake H, Gamo S, Tamada T, et al. A Case of TINU Syndrome Difficult to Differentiate from Familial Sarcoidosis. Japanese J Sarcoidosis Other Granulomatous Disord. 2018; 38(1_2): 89-93.

学会発表、共同演者
・蒲生俊一、齋藤拓矢: 抗IL-5Rα抗体導入により、経口ステロイドを漸減し得た難治性喘息の二症例、第68回日本アレルギー学会学術大会、2019年6月15日、東京.
・蒲生俊一、玉田勉、一ノ瀬正和、他: ヒトCOPD気道におけるToll様受容体 (TLR) 7の発現低下と気道分泌に与える影響の検討、第59回日本呼吸器学会学術講演会、2019年4月12日、東京.
・蒲生俊一、玉田勉、一ノ瀬正和、他: TLR7刺激によるSarco/Endoplasmic Reticulum Calcium ATPase (SERCA) 作用亢進についての検討、第58回日本呼吸器学会学術講演会、2018年4月27日、大阪.
・蒲生俊一、村上康司、玉田勉、他: メタボロミクス解析を用いたサルコイドーシスの活動性予測マーカーの検索、第37回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会、2017年11月3日、愛知.
・Gamo S, Tamada T, Ichinose M, et al. Upregulation of Ca2+-ATPase by TLR7 Decreases Electrolyte Secretion from Airway Submucosal Gland Cells. American Thoracic Society 2017 International Conference, May 22nd, 2017, Washington D. C. (Abstract)
・蒲生俊一、玉田勉、一ノ瀬正和、他: TLR7リガンドによる気道分泌抑制作用の細胞内機序について、第57回日本呼吸器学会学術講演会、2017年4月23日、東京.

・蒲生俊一、村上康司、玉田勉、他: 当院科外来で全身性サルコイドーシスのフォロー中、寛解後に増悪を認めた症例の臨床的検討第36回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会、2016年10月8日、東京.
・Gamo S, Tamada T, Ichinose M, et al. Toll like receptor 7 regulates electrolyte secretion from airway submucosal gland. American Thoracic Society 2016 International Conference, May 17th, 2016, San Francisco, California. (Abstract)
・蒲生俊一、玉田勉、一ノ瀬正和、他: TLR7の気道粘膜下腺細胞での発現と分泌機能への影響、第56回日本呼吸器学会学術講演会、2016年4月9日、京都.
・蒲生俊一、村上康司、玉田勉、他: 当科外来通院中に心臓病変が顕在化した心サルコイドーシス症例の臨床的検討、第35回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会、2015年11月7日、大阪.
・蒲生俊一、玉田勉、一ノ瀬正和、他: 気道分泌調整因子としてのTLRリガンドが細胞内カルシウム濃度に与える影響について、第55回日本呼吸器学会学術講演会、2015年4月19日、東京.
・原田敏之、宮内栄作、蒲生俊一、他: プラチナ製剤を含む2レジメン以上の治療歴を有する既治療NSCLCに対するnab-PTX単剤隔週投与の第I/II相試験、第60回日本肺癌学会学術集会、2019年12月6日、大阪.
・Muramatsu S, Gamo S, Tamada T, et al. Effects of TLR Ligands on the Intracellular Calcium Signaling in Tracheal Submucosal Gland Acinar Cells. American Thoracic Society 2015 International Conference, May 19th, 2015, Denver, Colorado. (Abstract)

設立経緯

こんばんは。仙台空港北クリニック(仮称、開院準備中)、院長の蒲生俊一と申します。

私が生まれ育った宮城県名取市の仙台空港近くにクリニックをOPENすることになりました。名取の地で末永く愛される地域に根ざしたかかりつけ医になれるよう精進して参りたいと思います。

無力感にさいなまれた東日本大震災

2011年 (平成23年) 3月11日に起きた東日本大震災と津波によって故郷は壊滅的な被害を受けました。当時私は初期研修医で、仙台市の基幹病院で臨床の場に立っておりましたが、テレビで我が故郷の宮城県名取市、閖上を襲う大津波の映像を目の当たりにし、ただ呆然と眺めるしかありませんでした。

社会貢献できるようになりたいという想いから医師という職業を選択したものの、当時医師になりたての私には、とめどなく搬送される救急患者の対応で手一杯でした。既に心肺停止の状態で搬送されてくる方も大勢おられ、無力感を抱かずにはいられませんでした。

新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) のパンデミック

早いもので震災からもうすぐ10年になります。記憶はいまだに鮮明です。あのおぞましい津波の映像を忘れた事は一日もなく、今だに映像が夢に出てくる日もある程です。

東日本大震災の時は、医師になりたての状態で私なりにやれるだけの事をやったと思います。しかしながら当時は研修医で経験も甚だ浅く、力不足であった事は否めません。

忸怩たる思いを抱きつつも、その後10年の間に内科医、呼吸器専門医として臨床経験を積み、大学院では基礎研究に打ち込み、また国内・海外問わず学会活動も精力的に行い、臨床・研究とも実力を養って参りました。博士号取得後は、公立病院で診療科のトップとして、肺炎を始めとしてあまねく呼吸器疾患の診療にあたりました。

そして現在、私達の国を含め世界中が新型コロナ禍のさなかにあります。

震災と津波に対して研修医の一人として翻弄されるだけだった私が、その後に培った経験や知識をもって、故郷に対し今何か出来ることがあるかと考えた時、答えは自ずと一つ、故郷にクリニックを開設する事で、周辺住民の方々一人ひとりと直に触れ合い恩返しをする機会を頂くことでした。

開院する土地を探していた時、もともと決まりかけていた土地が訳あって土壇場で使用できなくなってしまった事があったり、開業準備は一筋縄ではいきませんでした。そんな中、故郷の大震災からの復興のシンボルの一つと言える閖上さいかい市場が閉鎖取り壊しとなり、空きが出るとの情報が入って参りました。

土地探しは縁だ出逢いだとよく言われますが、もとの土地が使用不可になってしまったのは、閖上出身の私がこの場所に巡り合う為の必然だったのかも知れないと強く感じ、この駐車場跡地に2020年度冬季に「仙台空港北クリニック(仮称)」を開設させて頂くことに致しました。

新型コロナウイルスに院内感染「しない」「させない」動線設計

感染拡大による医療崩壊を防ぐために政府から緊急事態宣言が出されました。

感染拡大を防止するという観点から自粛要請は間違っていないと思っておりますが、その一方で大変申し訳ない気持ちを同時に抱えております。

医師の仕事は患者さんを守る (治療する) ことです。にもかかわらず「医療崩壊を防ぐために自粛してください」と厚労省や日本医師会を通じてお願いしている。つまりこれは患者さんに対して「医療機関に来ないで欲しい」と言っているに等しいのです。

本来患者さんを守るべき我々 (医療機関) が、自粛によって国民の皆さまから守られている現状に対し、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

この状態が続いて良いわけがありません。国民の皆さまに安心して経済活動していただく裏方として我々が存在しているにもかかわらず、経済の足を引っ張っているに等しいわけですから、医師として頭を下げるしかありません。

そこで私が考え行動を起こしたのが「感染症に強いクリニック」の立ち上げです。今は院内感染を恐れて医療機関に行きたくても行けない患者さんが大勢いらっしゃいます。

そのような方々に安心して受診して頂けるよう、院内感染を物理的に防ぐために全く新しい動線設計のクリニックをOPENすることを決定致しました。新型コロナウイルスに限らず今後どのような感染症がまん延しようとも、故郷である名取市民をはじめ、皆さまを守ることを目的としたクリニックです。

こだわったのは「科学の視点」です。「院内感染しないようスタッフ一同がんばります!」「患者さんもご協力ください!」の号令だけに終始する事なく、がんばらなくても院内感染リスクを下げられる物理的な工夫を随所に凝らしています

2つの入り口

発熱者専用入り口

当院では、待ち合わせ室などでの院内感染を防ぐために入り口を2つに分けてあります。

  • 咳が出て呼吸が苦しい
  • 発熱がある
  • 味覚がおかしい
  • コーヒーの匂いが分からなくなっている

このような方は新型コロナウイルスなど感染症の疑いがありますので、専用の入り口から院内に入って頂くことで、一般の患者さんと感染疑いがある患者さんが物理的に接触しないような動線設計になっております。

異例とも言える50台の駐車場を確保

大駐車場

「ここまで必要なかったかな?」

と若干後悔するくらい広~い駐車場を確保しております。院内動線は分けておりますがクリニック内で待機するのは多少なりともリスクが生じますので、受付後はゆっくりと駐車場でお待ち頂ければ幸いです。

順番が参りましたら携帯電話等でお呼び出し致します。

患者さんの利便性ファースト!遠隔診療完全対応で開院致します

院内のネットワーク配線や電子カルテをはじめとしたクリニックの全診療システムの設計構築の段階から、アフターコロナの世界で今後間違いなく到来するであろう遠隔診療時代を見据えた準備を整えております。

まだ法整備など国の仕組みづくりが完全には追いついておりませんが、現時点でも安定期にある生活習慣病やAGAの患者さんなどは遠隔診療をご利用頂けます。お手持ちのスマホのビデオ通話機能などで受診可能です。

初診は来院頂く必要はありますが、状態が安定していればそれ以降は新型コロナウイルスの感染リスクを抑える為に積極的に遠隔診療をご利用ください。薬は自宅近くの調剤薬局でお受け取り頂けます。
※AGAなどの薬は直接当院から郵送いたします

安心して経済活動を再開していただけるように(まとめ)

医療崩壊させない為とはいえ、自粛されている個人商店さんや企業さん、アルバイトをされている方などには本当にご不憫をおかけし、医師として申し訳ない気持ちでいっぱいです。

とはいえ、今回この新型コロナ禍から皆さんをお守りすべく立ち向かう事は、東日本大震災の際には力不足だった私に対し天が与えたミッション(使命)なのだと思っております。

建物を工夫しただけで万全かというとそんな事は決してなく、院内感染を予防するにはスタッフ全員の接触感染、飛沫感染を予防する心がけも必要不可欠です。院長以下、全従業員の衛生教育をしっかりと行い、運用面でも出来る限りの対策を講じて参りますので、ご来院の際にはぜひご安心くださればと思います。

故郷名取市をはじめ日本全国の一日も早い経済活動再開と東日本大震災から続く復興を心から願い、クリニックOPENの挨拶に代えさせて頂きます。ご精読ありがとうございました。

仙台空港北クリニック(仮称)
院長 蒲生 俊一