当院での新型コロナウイルスPCR検査の受け方、費用、検査所要時間、証明書、結果通知までの日数など、必読の情報を解説します。
予約について
当院は予約の方を優先して検査を行います。
※予約なしの患者さまももちろんよろこんで診察させていただきますが、過去10日以内に発熱した方は隔離の必要があるため、できるだけ予約の上ご来院ください。
予約の方は原則として予約時間にお呼びいたします(急患など、やむを得ない事情で多少遅れる場合もあります)。院内滞在時間を短くしたい方はご予約をお勧めします。
予約外の方は、受付後予約患者さんの合間にお呼びいたしますが、混雑状況により30分前後お待ちいただくことがあります。
ご予約は診療時間内(↓参照)に15分刻みでお取り頂けます。※当日予約も30分前まで受け付けます。
【感染疑い患者さま】および【PCR・抗体検査】診察予約
※ 一般外来の患者さまは予約不要です。直接ご来院いただき、一般用入り口からお入りください。
※ 発熱外来の診療開始は午前10時からです。
費用、決済方法、領収書について
自費検査の場合
発熱等の新型コロナウイルス感染症を疑う症状が無く、かつ濃厚接触も無い場合は自費での検査になります。無症状でも医師が濃厚接触あり(疑い含む)と判断した場合はPCRの保険適用となります。
自費の場合のPCR検査費用は、初回は23,000円(税込み)です。
また何回も自費PCRを受ける必要がある方の負担軽減のため、以下のように割引を行います。
・当院での自費PCR検査が2回目の方は22,000円(税込み)
・当院での自費PCR検査3回目以降の方は21,000円(税込み)
名取や仙台など周辺地域のPCR費用の相場は?感染対策は?
「どこへ行けばPCRを受けられるのか?」
「いったいいくらかかるのか?」
「検査に行って逆にコロナに感染してしまわないか怖い・・・」
などなど、ご不安な気持ちを抱えている方が多くいらっしゃるかと思います。
患者さまのそういったご不安を少しでも払拭(ふっしょく)させていただきたく思い、名取、仙台宮城、福島県北でPCR自費検査を行っているクリニックについて調査し価格と感染対策を徹底比較しました。ぜひ事前にご覧くださればと存じます。
保険診療の場合
発熱などの症状があり、医師が診察してPCRの保険適用と判断した場合は、PCR検査費用は国が負担し無料です。診察料などは別途お支払い頂く必要があり、窓口負担は2,000~3,000円程度となります。
初診料か再診料か、レントゲン・血液検査などの有無、処方箋の有無によって上記のように多少金額に幅があります。
費用の内訳はお会計時にお渡しする「明細書」に記載されています。
決済方法
当院は現金の他にキャッシュレス決済(各種クレジットカード、SUICAなど電子マネー、PayPayなどQRコード決済)に対応しています。
自費・保険診療いずれの場合もキャッシュレス決済可能です。
領収書について
会社が検査費用を負担するなど、ご本人以外宛ての領収書が必要な場合は、PCR検査同意書に記入欄がありますのでご記入ください。
特にご記入が無い場合はご本人さま宛の領収書をお渡しします。
陰性証明書について
証明書の発行を希望される場合は、来院時にお渡しする「PCR同意書」の必要書類欄に✔を入れてください。
予約段階で必要かどうか不明な場合、さしあたり空欄のままにしていただき、後日、電話もしくは窓口で発行申請することも出来ます。
証明書発行の費用は以下のとおりです。
証明書の書式 | 価格 | 対応言語 |
---|---|---|
当院の書式 | 5000円(税込み) | 日本語・英語とも同額 |
外国大使館など指定の書式 | 8000円(税込み) | 日本語・英語とも同額 |
証明書は当院窓口でお渡しする他、配送料500円(税込み)で郵送もいたします。
証明書の発行はPCRの結果通知後、すみやかに行います。
渡航目的の英文証明書をご希望の方へ
これら2つの書類を必ずご持参お願いします。
・パスポート(原本またはコピー)
・渡航先指定の書式(渡航先大使館のホームページなどで必要な書式を必ずお調べください)
これらの書類をご持参いただけない場合、証明書の発行は出来ません。
証明書が入手できるタイミングについて
当院は院内でPCR検査を行っており、原則当日に証明書のお受け取りが可能です。結果をご連絡させていただいて以降、すみやかに発行いたします。
院内の検査処理能力を上回る分については外部の検査機関へ委託する外注検査となり、結果が翌日ないし2診療日後となります。そのため、検査翌日が休診日(木曜、日祝日)の場合、外注検査結果のお受け取りはその次の診療日です。
結果が陰性だった場合のみ証明書を希望される方へ
受付でお渡しするPCR同意書にその旨をご記入ください。結果が陰性だった場合のみ、証明書を発行いたします。
PCR同意書について
PCR同意書はご来院時にお渡ししてご記入頂きますが、以下からダウンロードしてあらかじめ印刷・ご記入いただくことも可能です。
当日の所要時間と流れ
検査当日の流れは、無症状の患者さまと発熱などの症状がある患者さまで異なります。
【無症状の方】検査当日の所要時間と流れ
無症状の場合、所要時間は15~20分程度です(予約外の場合の待ち時間を除く)。流れは以下の3ステップです。
身分証(氏名・生年月日がわかるもの)を一つお持ちになってご来院ください。
来院後に発熱が判明したなどで保険診療に切り替える場合があるため、保険証をお持ちになることをお勧めします。
グリーン矢印の一般患者さま用入り口より院内へお入りください。
受付でPCR検査で来院された旨と、予約の有無をお伝え下さい。身分証をお預かりしてカルテを作成し、PCR同意書をお渡しします。あわせてスタッフがだ液採取のやり方をご案内いたします。
だ液が出づらい場合は鼻咽頭(びいんとう)ぬぐい液でも検査可能です。お気軽にご相談ください。
だ液採取後、院内で検査を行いますので原則1〜2時間程度で結果を通知いたします。一旦お戻りいただくことも、院内や駐車場でお待ちいただくことも可能です。当院に隣接してコンビニエンスストアがあり、お飲み物などをご購入いただけます。結果が出次第、電話またはメールでご連絡いたします。
【発熱などの症状がある方】当日の所要時間と流れ
この場合の所要時間は15~30分程度です(予約外の場合の待ち時間を除く)。流れは以下の4ステップです。
保険証をお持ちになってご来院ください。
オレンジ矢印の発熱患者さま用入り口の前までお越しください。
ご予約のお時間に発熱外来入り口の前まで来られましたら、向かってひだり手にあるインターホンを押してご来院をお知らせください。医師が防護具を装着し、中からドアをお開けし招き入れます。
動線分離を徹底する感染対策のため、ドアの前に立っただけでは自動で開かない仕組みになっております、インターホンでお知らせいただいたあとは、ドア前の足跡のシールの上で中からドアをお開けするのをお待ちください。
ドアから隔離前室→陰圧診察室へ医師がご案内し、そのまま診察になります。保険証の確認や問診票のご記入も同時に行います。
診察の結果PCRの保険適用と判断された場合、鼻咽頭(びいんとう)ぬぐい液を採取します。検体採取後、医師から療養方法や処方についての説明があります。
検体採取後、院内で検査を行う場合は原則1〜2時間程度で結果を通知いたします。一旦お戻りいただくことも、駐車場でお待ちいただくことも可能です。ただし症状がある場合、すくなくとも結果が判明するまでは他の店舗などにお立ち寄りにならないようご協力をお願いいたします。
結果が出るまでの日数と通知方法
当院は院内でPCRを行うことが可能な医療機関のため、結果のご連絡はおおむね1〜2時間程度で可能です。
院内でのPCR検査処理能力を上回る分に関しては、外注検査となり結果は翌日ないし翌々日となります。その場合は診察の際にご説明いたします。
結果の通知方法
PCR結果が陰性の場合はメール※で通知します。
PCR結果が陽性の場合は電話※で通知し、症状の確認と、今後の流れを説明いたします。
※結果通知用のメールアドレス・電話番号については、同意書に記入欄があります。
Web予約時にメール・電話番号を登録された方は、登録した連絡先とは異なるメールアドレス・電話番号への連絡を希望される場合のみ同意書にご記入をお願いいたします。
まとめ
当院でPCR検査を受ける場合のハウツーについて徹底解説しました。一般患者さまと発熱外来さまで当院への入り方や受付、診察方法が異なり、患者さまにとってはややこしいとお感じになる面もあろうかと思います。
ご面倒をおかけし大変申し訳ありません。ただ、これもひとえに院内感染リスクを徹底的に低減するための方策(ほうさく)です。皆さまが可能な限り安全に検査や診療をお受けいただけますよう、ご協力くださいますと幸いです。
この記事の内容以外でPCR検査についてご質問がある場合は、ご来院の際にお答えいたしますので、何でもお気軽にお尋ねください。
以上
【感染疑い患者さま】および【PCR・抗体検査】診察予約
※ 一般外来の患者さまは予約不要です。直接ご来院いただき、一般用入り口からお入りください。
※ 発熱外来の診療開始は午前10時からです。